Professional Design Camp 011

2050年のスマート "&スウィート" ライフ
~快適・便利・健康・安心、だけじゃない。新しい「しあわせのかたち」から考える2050年の暮らし~

終了しました

プロフェッショナル・デザインキャンプ


プロフェッショナルデザインキャンプは、参加者同士の共創を通じて、未来に求められる新たな価値を生み出し、そのプロセスを学び合う場です。

さまざまな企業・大学から集う参加者でチームを組み、共通のテーマのもと、フィールドワークも含めた2.5日間で新たな価値の創出を試みます。

また、未来に向けた価値創出のプロセスを学ぶだけでなく、異業種の企業間でのコラボレーションのファーストステップの場としていただくことを目指します。




テーマの概要


今からおよそ25年後、2050年はどんな暮らしをしているのでしょう。環境問題、食料安全保障、少子高齢化等、様々な危機が叫ばれている中で、国内外、様々な分野で技術進化が推し進められており、国も危機に対抗する大きなビジョンを掲げています。未来はきっと暗くない。スマートホーム、スマートシティ、スマートライフ・・・ に代表されるように、快適で便利、健康的で安心して暮らせる日常をつくろうと、「スマートな=合理的で時代に即した暮らし」が模索されています。


一方で、現在の延長線上に想定できる未来からは想像もつかないような新しいライフスタイルが生まれ、人間の新たな生きがいや欲求、人間関係、つまり「しあわせのかたち」までもが一変しているのではないでしょうか。「スマート=合理性」の価値観だけではなく「スウィート=合理的でなくとも、心地よく愛らしい」価値観を踏まえた、未来の人間のしあわせを叶える暮らしが必要です。


今回のプロフェッショナルデザインキャンプでは
新しい「しあわせのかたち」から、未来の暮らしのあり方を考えたい。


今回のデザインキャンプでは、こうしたテーマのもと、未来に関する情報やトレンドを収集するだけではなく、社会心理・文化心理の専門家からも現状の取り組みや未来の見立て・課題を聞き、ワークショップを通して参加者が協力し、知見を結集しあいながら、これから生まれる新しい「しあわせのかたち」と、それを叶える「2050年の暮らしの在り方」を発想。


未来洞察を起点とした共創プロセスは、様々な領域で応用でき、皆様のお役に立つものと考えています。ぜひ、ご参加ください。

(テーマ協力:シャープ株式会社)


講師


(敬称略)

内田 由紀子内田 由紀子

京都大学 人と社会の未来研究院 院長・教授


「未来社会の「しあわせ」を考える」


京都大学教育学部卒業、大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は文化心理学・社会心理学。ミシガン大学、スタンフォード大学の客員研究員等を経て、2008年より京都大学の教員として研究活動に従事、2019年より教授、2023年より人と社会の未来研究院の院長。国際的な研究活動とともに、内閣府における幸福度についての研究会委員(2010-2013)、文部科学省中央教育審議会委員(2021年より)などを歴任し、日本のウェルビーイング政策にも携わる。


ファシリテーター


(敬称略)

井川 勇 メインファシリテーター

井川 勇
株式会社博報堂 チーフビジネスプランニングディレクター

プログラム


PRE

2024年7月25日(木)

14:30〜17:30
(オンライン)
プレミーティング(オープニング)
・ガイダンス
・講師セミナー
・アイスブレイク、自己紹介

DAY 1

2024年8月5日(月)

10:00~18:00(〜懇親会)
(京都大学)
未来洞察インプット&課題の抽出
・未来洞察インプット
・課題発見ワークショップ

DAY 2

2024年8月6日(火)

9:00~17:30
(京都大学)

未来生活のデザイン
・未来生活デザインワーク
・プレゼンテーション&講評

 

主な流れとキーワード

※内容は状況により変更する場合がございますのでご了承ください。


開催要項


プロフェッショナル・デザインキャンプ
2050年のスマート "&スウィート" ライフ
~快適・便利・健康・安心、だけじゃない。新しい「しあわせのかたち」から考える2050年の暮らし~


日程:
2024年7月25日(木)PM、8月5日(月)~ 6日(火)(計2.5日)

会場:
7月25日PM:
 オンライン(Zoom)
 ※受講予定の環境でZoomが使用可能なことをご確認のうえ、お申込みください。
8月5日~6日:
 京都大学 百周年時計台記念館(吉田キャンパス)(アクセスマップ

想定する参加者:
一定の業務経験を有する若手(入社5~15年)以上の方で、以下の何れかに該当する方
・イノベーションに意欲がある
・異業種とのコラボレーションに関心がある
※社内への波及効果を高めるため、各社2名以上でのご参加をおすすめいたします。

定員:
30名程度

参加費:

S会員 無料
A・E・特別会員 150,000円
B会員 180,000円
非会員 210,000円
学生(※)(若干名) 無料

※京都大学デザイン学大学院連携プログラム 参画専攻に所属の学生

・お支払い方法は請求書払いとなります。開催後に請求書をお送りいたします。


申込:下記URLよりお申込みください。(事前申し込み要)
https://pro.form-mailer.jp/fms/c035a73d313236

申込〆切:
2024年7月5日(金)
※「企業から○名」という形で、先に参加枠の仮申し込みをしていただくことも可能です。(事務局へご連絡ください)

キャンセル規定:
・参加者のご都合によりお申込み後にキャンセルされる場合は、以下のキャンセル料を申し受けます。
 開催日の7日前から前々日:参加費の30%
 開催日の前日から当日  :参加費の100%


留意事項:

  • ・Day 1(8/5)の終了後に懇親会を予定しています。
  • ・学生の参加者枠には限りがあります。また、事前に指導教員の了承を得た上でお申し込み下さい。
    * デザイン学参画専攻は京都大学デザインスクールのFAQのA2をご覧ください。

パンフレット:
2050年のスマート "&スウィート" ライフ ~快適・便利・健康・安心、だけじゃない。新しい「しあわせのかたち」から考える2050年の暮らし~ パンフレット
※概要版はこちら

主催:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム

後援:
京都大学デザイン学リーディング大学院

問合せ:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム事務局
公益財団法人京都高度技術研究所 内 担当:野木
tel: 075-323-7073 mail: info_at_designinnovation.jp(注:_at_を@に変更してください)




プロフェッショナル・デザインキャンプ実行委員会


委員長 河邊 祐之介 横河電機株式会社 人財総務本部 ビジネスパートナー統括部
リソースマネジメント部 部長
委員 東原 武志 東レ株式会社 研究・開発企画部 主任部員
委員 鹿井 正博 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 主管技師長
委員 宮田 佳奈子 DMG森精機株式会社 IR部
(テーマ提供企業)
委員 久保 真澄 シャープ株式会社 SAS事業本部 要素技術開発部
委員 大鐘 ひなつ シャープ株式会社 SAS事業本部 要素技術開発部


過去に実施されたプログラム


Professional Design Camp 009
デジタル技術の進化がもたらすコミュニケーションの変容をどう生きる?〜仮想と現実の間に広がるビジネスの可能性〜
開催日:2022年7月19日 & 7月25日~26日
こちらからレポートをご覧いただけます。

Professional Design Camp 010
"しあわせな"カーボンニュートラル~生活者の行動変容から導く、無理しない・やってみたくなる脱炭素なくらしとは?~
開催日:2023年7月27日 & 8月3日~4日
こちらからレポートをご覧いただけます。

上記以前の開催分はこちら




参加者の声

・企業がやりがちな偽善的なカーボンニュートラルに違和感があったが、生活者の行動変容の視点で見ると納得感が得られた。考え方の転換が面白かった。
・異業種の方との議論は良い経験となりました。弊社では思いつかない内容がたくさんあり、新しいことはこうして生まれるのかなと思いました。


参加に関するご留意事項


お申し込みの前にご確認ください。

・Day1の終了後に簡単な懇親会を予定しています。懇親会の開催有無を含め、詳細は、後日改めてご案内いたします。


・プロフェッショナル・デザインキャンプ(以下「キャンプ」という。)で生じたアイデアについては、共創の場としての性格上、既に産業財産権が出願されているものを除き、公知のものとし、その活用は自由とします。キャンプで新規に生じた著作権については、著作者に帰属しますが、京都大学デザインイノベーションコンソーシアム(以下「コンソーシアム」という。)が作成する資料への使用並びに参加者及び参加者所属組織への再使用を許諾するものとします。


・キャンプ実施のために必要となる既存の知財・研究成果・データは、参加者に予めその帰属を明示するものとします。ただし、当該知財・研究成果・データに関するNDA を参加者に求めることはしないものとします。


・キャンプの結果は、主催・後援団体の発表会・Web・ニューズレター・各種展示を通じて公開します。


・キャンプには、全日程を通してのご参加をお願いいたします。


・キャンプの様子は、写真・ビデオ撮影を行わせていただきます。また、撮影した写真・動画は、コンソーシアム及び京都大学デザインスクールの広報手段、講演資料、マスメディア提供資料、書籍などに用いる場合があります。個人が特定されないよう加工することをご希望の方は、キャンプ期間中に実行委員会に連絡をお願い致します。各グループの成果の概要は、Webやパンフレット等の各種広報物にて公開させていただきます。


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