本コンソーシアムは、企業・公的機関と京都大学デザインスクールを繋ぐ中間組織として2014年3月に設立されました。各産業界・行政が直面する実課題を持ち込み、異なる視点を有するさまざまな業種の企業が集まり、大学のデザイン理論・手法に基づいて、課題の解決を目指します。これにより、大学(デザイン理論・手法)と各産業界・行政(直面する実課題)とが交わる相互学習の場を提供します。
各種プログラムでは、会員の基礎から応用、実践に至るまでの幅広い知識・知恵の修得を目指します。さらに、多様な会員企業の交流によるネットワークの拡大、京大学生との交流などを目的とした企画サービス事業も実施しています。また、会員の個別課題に対してデザイン総合窓口(コンシェルジュ)を配置して、大学との共同研究や事業シーズの創出を視野に入れたソリューションを支援しています。
プログラム体系
デザイン論
デザイン理論の知識・手法を習得する基礎プログラム
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デザインレクチャー
京都大学デザインスクールの講義を企業向けに再編。
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デザインフォーラム
産業界や行政のトップマネージメントを担う方による講演。
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フィールド訪問
現場を訪問し、デザインや問題の本質についての見識を深める。
デザイン実践
デザイン理論の実践・応用を体験習得できるプログラム
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サマーデザインスクール
学生を含む多様な人材とともにデザインを実践し、異分野・異業種協働の力を身につける。
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デザインセミナー
さまざまな専門分野のデザイン理論・手法を講義で学びつつ、デザインワークショップで実践的に習得する。
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プロフェッショナル・
デザインキャンプ異業種のプロフェッショナル人材が集い、新規事業のコンセプトを創出するワークショップ。
実課題解決
会員の個別ニーズに対応・企画した特別プログラム
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デザイン総合窓口
本コンソーシアムと京大デザインスクールの人材ネットワークを活用し、会員の実課題に対応したプログラムを提案するコンシェルジュ機能。
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社内教育
イノベーション人材の育成プログラムを会員組織内で実施する。
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オープンイノベーション
会員が直面する課題について、産学連携によりビジネスモデルや事業シーズの創出を試みる。