デザインレクチャーシリーズは、京都大学デザインスクールで実際に行われている大学院講義を中心に、一般向けにコンパクトに再編したものです。担当教員が、それぞれの専門分野のデザイン理論やデザイン手法を、バックグラウンドの異なる方にも理解できるよう講義します。
※京都大学の提唱するデザイン学の詳細はこちらをご覧ください。
このたび、正会員S/会員Sの組織にご所属の方は、過去のレクチャーの一部をオンデマンド配信でご覧いただけるようになりました。
視聴をご希望の方はこちらからお申し込みください。
<ご注意>
・正会員S、会員S 限定です。(会員種別はこちらでご確認ください)
・各回、約2時間半です。YouTubeを視聴できる環境が必要です。
・お申し込み内容を事務局で確認させて頂きますので、お手元に視聴情報をお送りするまでに1営業日程度かかります。
・都合により予告なく配信を終了することがあります。
現在配信中の講義
共通デザイン
◆デザインレクチャー2025 Season II 第3回 (2026年3月3日 開催)
エスノメソドロジーと人間行動のデザイン「自然な人間行動の調査とそれに基づくサービスデザイン」
講 師: 平本 毅 氏(京都府立大学 農学食科学部 准教授)
受講者の声:
・人が自然に振る舞うとは何か、を知ると、デザインができるという考えは新鮮だった。
・サービス設計だけでなく、普段のコミュニケーションにも応用できる点が多く、とても有意義な内容だった。
◆デザインレクチャー2025 Season II 第2回 (2026年2月10日 開催)
都市農業の公正さを考える「都市とその周辺で農業があることの重要性を『地域居住』から構想する」
講 師: 神吉 紀世子 氏(京都大学工学研究科 建築学専攻 教授)
受講者の声:
・想像していたより相当に広い視野の話だったので驚いた。
・地域性、多様性への配慮の重要さ、一方で管理側との軋轢も事例を通じて垣間見ることができた。
◆デザインレクチャー2025 Season I 第3回 (2025年11月7日 開催)
情報学が拓く表現・体験・認知とデザイン
講 師: 中小路 久美代 氏(公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 教授)
受講者の声:
・デザインの定義、デザインと認知の関係について学術的知見に触れることができた。
・情報科学でできること、できないことが先人たちの実践の中で明らかになってきた経緯や、人間の認識について情報工学の面から見えてきたことがあるという話は興味深かった。
◆デザインレクチャー2024 Season I 第2回 (2024年7月26日 開催)
人工物のデザイン「わ:『環(わ)』を以て『輪(わ)』を為し『和(わ)』を創る」
講 師: 椹木 哲夫 氏(京都大学 理事・副学長、京都大学名誉教授)
受講者の声:
・モデル化に関する基本的な考え方を学べた。
・敢えて行きづまらせる状況を作り出すことで、自身に気づきを与えて言語化させるというアプローチがデザイン学らしいと感じた。
◆デザインレクチャー2024 Season I 第1回 (2024年6月7日 開催)
デザインの新展開 ― 価値を転換するイノベーション
講 師: 山内 裕 氏(京都大学経営管理大学院 教授)
受講者の声:
・人間中心主義を超えたサービスの概念が非常に示唆に富んでいた。
・主客分離と価値共創の矛盾が非常に論理的に解説されていて興味深い。
◆デザインレクチャー2023 Season II 第3回 (2024年1月17日 開催)
情報のデザイン「情報を効果的に伝えるための方法論」
講 師: 伊藤 孝行 氏(京都大学大学院情報学研究科 教授)
中村 裕一 氏(京都大学学術情報メディアセンター 教授)
受講者の声:
・一般向けにわかりやすく説明頂きました。
領域デザイン
◆デザインレクチャー2025 Season II 第1回 (2025年12月19日 開催)
メタフォリカル・デザイン「比喩・類推の心理学からのデザインへのアプローチ」
講 師: 楠見 孝 氏(京都大学 国際高等教育院 副教育院長 特定教授 名誉教授)
受講者の声:
・人が意味を解釈する際に文章や数値や図など明示的に情報を伝達する手段以外にも大いに情報を活用していることがわかり、自分がアウトプットするもの全てにおいて明示的な情報以外にも理解しやすさを助ける方法があるのだと気づかされた。
・自分のこれからの研究テーマや、現在の業務に対する気づきが得られて本当に参加して良かった。
◆デザインレクチャー2025 Season I 第2回 (2025年9月24日 開催)
防災のデザイン「防災デザインの方法論」
講 師: 牧 紀男 氏(京都大学防災研究所 教授)
受講者の声:
・組織の危機管理体制がどうあるべきかを理解することができた。
・シン・ゴジラを題材にして説明頂いたことでイメージがつき、わかりやすかったです。東日本大震災など実例を交えながらご講演頂いたので身が引き締まる思いでした。
◆デザインレクチャー2025 Season I 第1回 (2025年7月15日 開催)
AIによる合意形成デザイン「AIエージェントによって意見集約や合意形成を支援するシステムのデザイン方法」
講 師: 伊藤 孝行 氏(京都大学大学院情報学研究科 教授)
受講者の声:
・デジタル技術によって女性が教育の機会を得られ、議論にも参加する余地が増えたという話にとても嬉しく思った。
・当初技術的動向を押さえたいと思って申し込みをしたが、事例および社会的意義を知れて感動した。
◆デザインレクチャー2024 Season II 第3回 (2025年2月4日 開催)
不便の効用に着目するシステムデザイン「不便がもたらす効用に着目するモノゴトの設計」
講 師: 川上 浩司 氏(京都先端科学大学 工学部 教授)
受講者の声:
・不便益の基本的な考え方や事例が時間に集約されていて、初めて聞いた者にもわかりやすかった。
・組織における仕組みづくりを考える際に、効率優先でなくメンバーが活き活きと働き、共創できる環境とはどういうものかを考えながら、企画運営を行うための様々なヒントを得ることができました。
◆デザインレクチャー2024 Season II 第2回 (2024年12月26日 開催)
病院情報システムのデザイン「病院の情報システムのデザインのあり方を学ぶ」
講 師: 黒田 知宏 氏(京都大学医学部附属病院 医療情報企画部 教授)
受講者の声:
・EHR、PHR、医療DXについて、その全体像を大変わかりやすく説明していただけて勉強になった。
・病院関連システムは現場の意見を要件として取りまとめるのが非常に困難であるという印象が以前からあったが、先進的な取り組みの紹介があり参考になった。
◆デザインレクチャー2024 Season II 第1回 (2024年12月2日 開催)
住環境デザイン「人生100年時代の住環境整備手法」
講 師: 三浦 研 氏(京都大学大学院工学研究科建築学専攻 教授)
受講者の声:
・多くの事例の紹介があり、取り組みに対する具体的なイメージを持つことができた。
・空き家の問題に対して、障がい者や外国人等の社会問題も含めて地域全体で取り組むスキームは、「企業価値」や「経済価値」の最大化を重視する私の通常業務の中ではその発想にすら至らない視点だった。
◆デザインレクチャー2023 Season II 第2回 (2023年12月20日 開催)
自明、常識、先入観の溶融「多様な価値を生み出す力を涵養するアート演習の紹介」
講 師: 富田 直秀 氏(京都市立芸術大学 研究員(客員教授))
辰巳 明久 氏(京都市立芸術大学デザイン科 教授)
受講者の声:
・「対立ではなく裏表」「多様性ではなく多様な世界観」という観方が参考になりました。
・AIや計算機は合理性を計算するかもしれないが、人を突き動かすのは完璧さや合理性ではないということがわかりました。
◆デザインレクチャー2023 Season II 第1回 (2023年11月1日 開催)
心理と実践知のデザイン「実践知の生涯発達と継承:AIに代替できない人間らしい学び」
講 師: 楠見 孝 氏(京都大学大学院教育学研究科 教授)
受講者の声:
・職場の異動や環境の変化等の理由で、アンラーニングを行わないといけない、その結果叡智を得ることになるという点が印象的でした。
・AI時代の実践教育で何を大切にすればよいのか考えることができました。研究結果を基に理論を交えてお話いただいたことで、職場作りなどについてよく理解できました。人材育成の上でも大変勉強になりました。

