Professional Design Camp 004

京大デザインスクール式デザイン思考の実践
~「ロボット共生社会を予想する」をテーマとして~

終了しました

プロフェッショナル・デザインキャンプ


プロフェッショナル・デザインキャンプは、参加者同士の価値協創を通じて、未来に求められる新たな価値を生み出し、そのプロセスを学びあう場です。様々な企業から集う参加者でチームを組み、共通のテーマのもとで、3日間で新たな価値の創出を試みていただきます。

本デザインキャンプでは、異業種から集う参加者との議論で得られる気付きや、各回のテーマに対する深い理解を得られます。また、本デザインキャンプで協創した新たな価値は、今後の研究開発や事業推進に自由に活用していただけます。

3日間の熱いデザインキャンプ+には、大学と異業種の知恵が集まります。異業種とのコラボレーションによる新規事業の探索と推進に関心がある方のご参加をお待ちしております。




テーマの概要


京都大学デザインスクールとコラボするデザインイノベーションコンソーシアムが立ち上がって5年目に入ろうとしています。この間に培われた京大デザインスクール式のデザイン思考を、今回のデザインキャンプでは価値創造プロセスとして実践します。
京大デザインスクールの強みは、多様な専門領域の教授陣が参画していて、それぞれの分野の知見が持ち寄れることです。今回のキャンプでは、教育心理と機械工学という全く異なる視点から、共通のテーマに対する知見を持ち寄ります。
デザインイノベーションコンソーシアムの強みは、メンバが属する業界は多様なのに、共通の問題に協働してアプローチするメソッドを持つことです。そのメソッドの一つが、今回のキャンプで実施する価値創造プロセスです。
デザインワークのテーマとして、「ロボット共生社会を予想する」を設定しました。テーマについての知見を深めながら、業界を超えた知見を交換しあうメソッドを実践します。




講師


(敬称略)

楠見 孝楠見 孝

京都大学教育学研究科 教育認知心理学講座 教授


「人-ロボット協働場面の評価について、心理学の視点から」


学習院大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(心理学)。学習院大学助手、筑波大学講師、東京工業大学助教授などを経て、1999年京都大学大学院教育学研究科助教授、2008年より同教授。この間、1997-1998年米国カリフォルニア大学サンタクルーズ校・ロサンゼルス校客員研究員。専門は、認知心理学、認知科学、とくに、熟達化、暗黙知、意思決定、比喩理解などに関する研究。主な編著書に、『実践知:エキスパートの知性』有斐閣、『ワードマップ 批判的思考:21世紀を生きぬくリテラシーの基盤』新曜社ほか。

椹木 哲夫椹木 哲夫

京都大学工学研究科 機械理工学専攻 教授


「人とロボットのインタラクションについて、工学の視点から」


京都大学大学院工学研究科博士後期課程指導認定退学、京都大学工学博士。京都大学工学部助手、助教授、工学研究科准教授を経て、2002年工学研究科精密工学専攻教授、2005年改組により同研究科機械理工学専攻教授、現在に至る。この間、1991-1992年米国スタンフォード大学客員研究員。専門はシステム工学、人間機械系、知識情報処理。ヒューマンインタフェース学会、システム制御情報学会の会長等を歴任。主な編著書に、『知識システム工学』コロナ社、『スキルと組織』国際高等研究所、ほか。



プログラム企画


(敬称略)

川上 浩司 京都大学デザイン学ユニット 特定教授
京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了、岡山大学自然科学研究科助手、京都大学情報学研究科 准教授などを経て現職。博士(工学)。デザインイノベーションコンソーシアム財務担当理事。

嘉村 賢州 NPO法人 場とつながりラボhome's vi 代表理事
京都大学農学部卒。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。紛争解決、教育、イノベーションなど様々な分野のファシリテーション手法を研究・開発し実践している。コクリ!プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)

プログラム


DAY 1

2018年1月23日(火)

10:00〜18:00
オリエンテーション
コミュニティビルディング
業界を超えた過去と未来の潮流の学びあい
専門家レクチャー①
18:00〜
懇親会

DAY 2

2018年1月24日(水)

9:00〜18:00
専門家レクチャー②
未来想定ワーク
未来シナリオワーク

DAY 3

2018年1月25日(木)

9:00〜17:00
ビジネスコンセプトメイキング
プロトタイピング
学びの振り返り

 

主な流れとキーワード

①オリエンテーションとコミュニティビルディング
・関係性のデザイン
・デザイン手法のフレーミング

②京都大学の叡智に触れる
・京都大学教育学研究科 教育認知心理学講座 楠見 孝教授
・京都大学工学研究科 機械理工学専攻 椹木 哲夫教授

③時代の文脈と未来の潮流を探求する

④未来の解像度を上げる
・ワールドカフェ
・シナリオ思考

⑤次代のコンセプトを出現させる
・アイディア発想法
・プロトタイピング

 

プログラムから得られるメリット

・ 京大デザインスクール式のデザイン思考の体験
・ 異業種とのコラボレーション力の獲得と人的ネットワーク構築
・ デザイン手法の習得
・ ロボット共生社会に関する知見獲得

 

※プログラム内容は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。


開催要項


プロフェッショナル・デザインキャンプ
京大デザインスクール式デザイン思考の実践
~「ロボット共生社会を予想する」をテーマとして~


日程:
2018年1月23日(火)~25日(木)

会場:
京都リサーチパーク
京都市下京区中堂寺南町134
http://www.krp.co.jp/access/

想定する参加者:
一定の業務経験を有する若手(入社5~15年)以上の方で、以下の何れかに該当する方
・イノベーションに意欲がある
・異業種とのコラボレーションに関心がある

定員:
30名程度

参加費:
正会員A 95,000円(税込)
正会員B 135,000円(税込)
非会員・一般 180,000円(税込)

申込〆切:
2017年12月22日(金)
2018年1月12日(金)

パンフレット:
京大デザインスクール式デザイン思考の実践~「ロボット共生社会を予想する」をテーマとして~ パンフレット

主催:
デザインイノベーションコンソーシアム

後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム

問合せ:
デザインイノベーションコンソーシアム事務局
京都リサーチパーク株式会社 山口、柳本
tel: 075-315-8522 mail:info@designinnovation.jp





参加に関するご留意事項 お申し込みの前にご確認ください。

プロフェッショナル・デザインキャンプ(以下「キャンプ」という。)で生じたアイデアについては、共創の場としての性格上、既に産業財産権が出願されているものを除き、公知のものとし、その活用は自由とします。キャンプで新規に生じた著作権については、著作者に帰属しますが、デザインイノベーションコンソーシアム(以下「コンソーシアム」という。)が作成する資料への使用並びに参加者及び参加者所属組織への再使用を許諾するものとします。

キャンプ実施のために必要となる既存の知財・研究成果・データは、参加者に予めその帰属を明示するものとします。ただし、当該知財・研究成果・データに関するNDA を参加者に求めることはしないものとします。

キャンプの結果は、主催・後援団体の発表会・Web・ニューズレター・各種展示を通じて公開します。

キャンプには、3 日間通してのご参加をお願いいたします。

キャンプの様子は、写真・ビデオ撮影を行わせていただきます。また、撮影した写真・動画は、コンソーシアム及び京都大学デザインスクールの広報手段、講演資料、マスメディア提供資料、書籍などに用いる場合があります。個人が特定されないよう加工することをご希望の方は、キャンプ期間中に実行委員会に連絡をお願い致します。各グループの成果の概要は、Webやパンフレット等の各種広報物にて公開させていただきます。




過去に実施されたプログラム


Professional Design Camp 001 「2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える
開催日:2014年11月18日〜20日
こちらからレポートをご覧いただけます。

Professional Design Camp 002 「作る人のHappy,食べる人のHappy〜農と食の未来〜
開催日:2016年1月22日〜24日
こちらからレポートをご覧いただけます。


Professional Design Camp 003 「「都市とAI 」~ビジネスイノベーションで圧倒的にレジリエントな都市を実現する~
開催日:2017年3月13日〜15日



参加者の声

・非常に気づきが多かった。また、全員が主体的に参加したという感がもてた
・異なるバックグランドの方が集まって議論できた
・問いづくりの難しさを実感できた


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