Professional Design Camp 001

プロフェッショナル・デザインキャンプ
2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える

終了しました

プロフェッショナル・デザインキャンプ


プロフェッショナル・デザインキャンプは、ご参加いただく企業限定の価値協創の場です。リードカンパニーが提供するテーマについて、これまで協業したことのないような企業がチームを組み、新たな価値の創出に3日間で試みます。本デザインキャンプ終了後には、成果だけでなく、他社との議論やフィールドワークで得た気づき・知識・経験を参加者が所属組織に持ち帰り、それぞれの立場で研究開発や事業化に活用したり、より本格的な検討を行うために他の参加企業との協業へと発展することが見込めます。異業種とのコラボレーションに関心のある方のご参加をお待ちしております。




テーマをご提供頂いた
リードカンパニーからのメッセージ


(敬称略)

NTT サービスエボリューション研究所 主幹研究員 大野 健彦

NTT は、安全性が高く、高速で、安定したネットワークの提供を目指してこれまで研究開発を行なってきました。今や自宅やオフィスには光のブロードバンドネットワークが張り巡らされ、屋外ではLTE に対応したスマートフォンや携帯電話を通じて、様々な情報にアクセスし、多様なサービスを利用できる世界が実現しました。その結果、10 年前には想像できなかった多様なICT サービスが登場し、我々の日々の生活を楽しく便利にしています。一方で、我々の前には、まだまだ考えるべき様々な社会課題が山積しています。
NTT はこれらの社会課題を見据え、人々がさらに豊かで楽しい生活を送れるようになるための、人間中心のICT のあり方について研究開発を行っています。そして、ICT を活用してどのようなサービスを提供すれば、よりよい日常生活が送れるかについて考えています。ICT の力は、人やモノを相互につなぎ、そこから新たな価値を創造することです。本デザインキャンプでは、徒歩5分圏という空間において、そこに住む人や、そこにある住宅、モノ、様々なインフラなどがどのように結合され、そこからどのような価値が創造されることで、自分たちが豊かで楽しく暮らせるかを、皆さまと一緒に考えていきたいと思います。



ダイキン工業㈱ テクノロジー・イノベーションセンター設立準備室
イノベーション企画担当課長 小沢 智


ダイキン工業が提供したい快適空間は、家・オフィスにとどまらない生活空間全体ですが、その中でも、高齢者が増えていく街中、気軽に徒歩で出かけられる徒歩5分圏の生活空間の品質が健康寿命を左右します。どんなモノ・コトがあれば安心してストレス無く出かけられるでしょうか?暑い日には風の回廊や夕涼み長屋?...寒い日にはホット遊歩道やエアたき火...などはいかがですか?身近な生活空間内で熱エネルギーの地産地消ができれば様々な仕掛けが出来そうです。この徒歩5分圏の身近生活空間ユニットをいかに暮らしやすく出来るか、是非いろいろな業種の方々と協創したいと思います。そして、このユニットを世界中の街作りのキーブロックとして、世界各地に展開しましょう。



「2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える」テーマの概要


あなたはどんな街に住みたいですか? ~都会への一極集中から地方における魅力的な街創りへの転換の重要性が叫ばれています。それではいったい、魅力的な街とはどのような街のことでしょうか。それぞれの家が快適で住みやすいのはもちろん、家を取り巻く社会や環境のあり方も重要となってきます。そこには便利、快適、安心、安全、コミュニティ、省エネルギー、公共機関の充実など、様々なキーワードが考えられます。また、ICTを活用したスマートタウン、様々な行政や商業施設が集中するコンパクトシティなどの新しい概念も提案されています。本デザインキャンプでは、徒歩5分圏の生活空間に着目し、そこに住む人の視点から、自分が本当に住みたくなる10 年後の街のあり方を参加者全員で考えていきます。さまざまな業界から参加者が集まり、各業界のプロフェショナルの知見を融合して、コミュニケーション、エネルギー、健康といった観点から問題発見と解決策の立案に当たることで、既存の概念にはない新たなブレークスルーを生み出すことを目指します。



プログラム


「プロフェッショナル・デザインキャンプ」は、参加頂くコンソーシアム会員の価値協創の場です。今回は、㈱博報堂イノベーション・ラボの協力を得て、テーマ「2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える」について生活者の視点から未来を洞察し、イノベーション創造による新たな価値の創出に取り組みます。

DAY 1

2014年11月18日(火)

10:00〜12:00
イントロダクション

・ プ ログラムの趣旨、概要、テーマ、スケジュール
・ オープニングトーク(リードカンパニー)
・ イノベーションの方法(ミニレクチャー)
・ 自己紹介
12:00〜13:00
昼食
13:00〜18:00
スキャニングクラスターの策定

・ 生活者や社会の変化を探る

DAY 2

2014年11月19日(水)

10:00〜12:00
未来イシューの策定

・ 参加企業によるインプット
・ 暮らしにおけるコミュニケーション、エネルギー、健康を中心に、未来イシューを設定する
12:00〜13:00
昼食
13:00〜17:00
インパクトダイナミクス

・ 未来イシュー×スキャニングクラスターの掛け合わせ(強制発想)による機会抽出
17:00〜19:00
未来シナリオ創造とアイディエーション

・ 未来シナリオとサービスアイデア創造

DAY 3

2014年11月20日(木)

10:00〜12:00
未来シナリオ・アイデアのプロトタイピング(可視化)

・ 未来シナリオ、アイデアのブラッシュアップとプロトタイピング(街マップづくりなど)
12:00〜13:00
昼食
13:00〜15:00
(つづき)
15:00〜16:00
プレゼンテーション

・ 全体共有
16:00〜17:00
今後に向けて・レビュー

・ 各社ビジネスへのフィードバックや今後の可能性への視点抽出
・ プログラムレビュー
17:00〜19:00
懇親会

 

※プログラム内容は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。


開催要項


プロフェッショナル・デザインキャンプ
「2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える」


日程:
2014 年11 月18 日(火)~20 日(木)

会場:
㈱博報堂 本社
東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Biz タワー
http://www.hakuhodo.co.jp/about/company/index05.html

定員:
30名程度

参加対象:
若手(入社5~15年)以上の方で、以下の何れかに該当する方
・イノベーションに意欲がある
・異業種とのコラボレーションに関心がある
・多様なバックグラウンド、性別、国籍(国際経験)

参加費:
正会員A・特別会員 165,000 円(税込)
正会員B・一般 300,000 円(税込)
参加費相当額を業務委託費としてお支払頂くことも相談に応じます

主催:
デザインイノベーションコンソーシアム

後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム(予定)

協力:
㈱博報堂




プロフェッショナル・デザインキャンプ実行委員会


委員長 石田 亨 京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 教授
副委員長 十河 卓司 京都大学 デザイン学ユニット特定准教授
幹事 伊沢 好広 京都大学 デザイン学ユニット特任准教授
委員 大野 健彦 日本電信電話㈱ サービスエボリューション研究所主幹研究員
委員 小沢 智 ダイキン工業㈱ テクノロジーイノベーションセンター設立準備室
イノベーション企画担当課長
委員 白井 博志 ㈱博報堂 関西支社 支社長代理
委員 木村 千恵子 京都リサーチパーク㈱ 産学公連携部長

参加に関するご留意事項


お申し込みの前にご確認ください。

プロフェッショナル・デザインキャンプ(以下「キャンプ」という。)で生じたアイデアについては、共創の場としての性格上、既に産業財産権が出願されているものを除き、公知のものとし、その活用は自由とします。キャンプで新規に生じた著作権については、著作者に帰属しますが、デザインイノベーションコンソーシアム(以下「コンソーシアム」という。)が作成する資料への使用並びに参加者及び参加者所属組織への再使用を許諾するものとします。

キャンプ実施のために必要となる既存の知財・研究成果・データは、参加者に予めその帰属を明示するものとします。ただし、当該知財・研究成果・データに関するNDA を参加者に求めることはしないものとします。

キャンプの結果は、主催・後援団体の発表会・Web・ニューズレター・各種展示を通じて公開します。

キャンプには、3 日間通してのご参加をお願いいたします。

キャンプの様子は、写真・ビデオ撮影を行わせていただきます。また、撮影した写真・動画は、コンソーシアム及び京都大学デザインスクールの広報手段、講演資料、マスメディア提供資料、書籍などに用いる場合があります。個人が特定されないよう加工することをご希望の方は、キャンプ期間中に実行委員会に連絡をお願い致します。




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