MESSAGE

人や環境と良好な関係にある人工物のデザインを考えるとき、闇雲に効率化や自動化を追求するだけでは足りないという直感は、多くの人が共有しているようです。ただし、「それならばどのようなシステムをデザインしたら良いのか」、「効率化や自動化以外に、何を指針としたら良いのか」と問われると、答えに窮してしまいます。そこで、思い切って効率化や自動化の逆にある「不便」なモノやコトを調べて、便利追求が見逃してきたけど本当は大切であった事象を掘り起こし、それらを統合して新しいデザイン指針を探る試みを続けています。
コンソーシアムでは、京大デザインスクールを含めて多くの会員の皆様が繋がり、セミナー・キャンプ・ワークショップなどでの実践や情報交換ができることを楽しみにしています。

Profile

専門領域

システムデザイン論
人間機械系
ヒューマンインタフェース

コンソーシアムでの関わり

理事(2014年度~2017年度)
推進委員長(2014年度~2015年度)
推進委員(2018年度~2020年度)
シニアフェロー(2021年度~)
デザインセミナー Series II 「ヘルスケアデザイン」
プロフェッショナル・デザインキャンプ004「京大デザインスクール式デザイン思考の実践~『ロボット共生社会を予想する』をテーマとして~」

(2014年掲載)

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