デザインセミナー Series IV 「ビッグデータビジネスデザイン」
~データ分析の基礎から社内利用のコツまで~
2016.5.19(木)~21(土)
デザインセミナーは、デザイン対象領域の理論を説く講義とデザイン理論を実践するワークショップを組み合わせたセミナーです。第4回目は、「ビッグデータ」をテーマに実施します。社会における複合的な問題を多角的に捉え、解決する能力の養成を目指す3日間集中のカリキュラムをご用意しています。
今世界中の企業がビッグデータに注目しています。これは、従来利用されず業務とともに蓄積されるまたは捨てられていたデータを集約し、それらデータを相互に連携して利活用することにより新しいビジネスへと発展する事例が多数確認されるようになったからです。ビッグデータまたはビッグでなくても社会で蓄積されながら利用できていないデータにはまだまだビジネスチャンスが存在しているはずです。そのためには、利用できていないデータの掘り起こしとその価値の発見のプロセスこそが第一ステップとなります。
ビッグデータの利活用は、はじめは小さなデータの断片から開始され、一連のプロセスにより導き出された洞察を使い、更にデータの収集と蓄積を質量ともに増大させる連鎖として行われます。このような方法はPDCAサイクルになぞらえられる活動とも見ることができます。では、どのようにして、このようなサイクルを社内に構築し、ビッグデータを社内で利活用する仕組みを作り上げていけばよいでしょうか?このセミナーでは3日間のデータ可視化分析とグループワークを通じてこのサイクルを社内に構築するための手法を疑似体験を通じて学習します。
DAY 1
5.19 thurs. 11:00~18:00 & 18:00~(懇親会)
データ分析の基礎とレポーティングを通して、探索的データ分析を学習
オープニング
レクチャー
「ビッグデータの現状(仮)」
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構機構長 北川 源四郎
実習
「データ分析ツールの利用方法」
Tableau Japan株式会社Technology Evangelist、Sales Consultant 並木 正之
レクチャー
「京都市のオープンデータと統計(仮)」京都市(予定)
実習
「ツールを用いたデータ分析とレポーティング」
懇親会
DAY 2
5.20 fri. 9:30~18:00
データ分析結果を用いたアイディエーション(ニーズ・シーズ分析の実践)
レクチャー
「政府府統計オープンデータ 今と未来(仮)」
独立行政法人統計センター(総務省統計局協力)
統計情報・技術部共同利用システム課 総合戦略担当統括統計職 西村 正貴
チームビルディング
アイディエーション1
「レポート共有」
プレゼン準備
「ニーズ・シーズ分析の実践とツールを用いたレポート作成」
チーム内プレゼン
アイディエーション2
「かけ合せと絞り込み」
DAY 3
5.21 sat. 9:30~18:00
データ駆動型サービスのUX仮説構築と作業体験
レクチャー
「ペルソナとカスタマージャーニーマップの作成方法」
ペルソナとカスタマージャーニーマップ作成
カスタマージャーニーマップ作成
プレゼンテーション
インフォマーケット
リフレクション
クロージング
【Tableau】
2020 年には、世界中で生成されるデータ量は 2011 年当時の 50 倍に、 情報ソースの数は 75
倍になることが予想されます (出典: IDC、2011 年)。
これらの膨大なデータには、人類の進歩にとってのチャンスが多く含まれています。
しかし、そのチャンスを活かすには、データをすぐに使えるようにする手段が必要です。
Tableau
は、まさにその手段を提供するソフトウェアです。Tableauでは、誰もがデータを早く簡単に可視化し、そこからビジネスを成長させるヒントを得ることができます。様々なデータに接続でき、ドラッグ&ドロップで直感的に操作することができます。インタラクティブなダッシュボードも数クリックで作成、そして公開することが可能です。Excelユーザであれば、誰でもすぐに使えるようになります。
北川 源四郎
情報・システム研究機構 機構長
日本学術会議 会員
総合研究大学院大学 名誉教授
1974年 東京大学大学院博士課程中退、1974年
文部省統計数理研究所研究員、助教授、教授を経て、2002年-2011年
統計数理研究所長、2011年から 情報・システム研究機構長。専門は統計数理(時系列解析、統計的モデリング)。
西村 正貴
独立行政法人統計センター(総務省統計局協力)
統計情報・技術部共同利用システム課 総合戦略担当統括統計職
独立行政法人統計センターにおいて、政府統計の総合窓口(e-Stat)などを提供する政府統計共同利用システムの設計、運用に従事。統計データの利活用を促進するため、総務省統計局と協力し、統計におけるオープンデータの高度化の取り組みを進め、2014年度より政府統計の総合窓口(e-Stat)の新機能としてAPI機能及びGIS機能(地図による小地域分析)の提供を開始した。
並木 正之
Tableau Japan株式会社 Technology Evangelist
Sales Consultant
Tableau Japan 設立時からのメンバーであり、Tableau
製品のエキスパートです。セールスコンサルティングマネージャーとして、日本のお客様への
Tableau 製品の導入および活用を支援しています。また多くのセミナー /
講演会でエバンジェリストとして Tableau
製品の紹介にとどまらず、データ分析における最新ビジネストレンドや技術トレンドへの啓蒙を行っています。
デザインセミナー Series IV 「ビッグデータビジネスデザイン」
テーマ:データ分析の基礎から社内利用のコツまで
日程:
2016年5月19日(木)~ 5月21日(土)
会場:
京都リサーチパーク 京都市下京区中堂寺南町134
http://www.krp.co.jp/access/
対象者:
データの分析手法とその利活用に関心のある方
受講資格:
なし(データ分析、資料作成に使用するためノートPC持参のこと)
定員:
30名程度
参加費:
正会員A 165,000円(税込) 90,000円(税込)
正会員B 200,000円(税込) (複数割引制度についてはお問い合わせください)
一般 300,000円(税込)
※宿泊費は含まれておりません
募集期間:
2016年3月24日(木)~ 会員先行受付
4月14日(木)~ 4月28日(木) 会員・一般
パンフレット:
ビッグデータビジネスデザイン~データ分析の基礎から社内利用のコツまで~
パンフレット(PDF)
主催:
デザインイノベーションコンソーシアム
後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム
問合せ先:
デザインイノベーションコンソーシアム 事務局
京都リサーチパーク株式会社 担当:山口
Tel: 075-315-8522 mail:info@designinnovation.jp