デザインレクチャー 2022 Season Ⅱ
【第3回】まちづくり(matidukuri)
2023.1.13(金)
終了しました
Design Lecture 2022 Season Ⅱ
空間基準を超えて
-社会包摂性に依拠する「まちづくり」が示す公認化(Officialize)の都市計画
関西で始まった「まちづくり」は、アジア諸国をはじめ各国の研究者や地域コミュニティに知られる概念となり、コミュニティが自立と社会包摂性を獲得し、個人の自己決定を相互に尊重する社会関係のもとで居住環境を進化させていくプロセスと理解されている。その成果は空間的基準で統御する法定計画管理に留まらず、居住地環境・地域社会の将来性を評価しそのあり方を公認するアプローチの拡大に繋がっている。東南アジアには、外見的にスラムとされがちだったがこの公認を獲得していた密集地が、今回の新型コロナ対策にいち早く成果をあげた実績もある。地域ごとのオリジナルな将来性評価と公認化への動きに研究者が寄り添い参画するかたちとしての「フィールド・スクール」活動には、デザインスクールも関与している。インドネシア、タイ、ドイツ、英国の経験から一般規準によらない新たな「公認」の都市・農村計画を論じ、5月予定のタマサート大学とのフィールドスクール(at関西)の企画も議論する。
神吉 紀世子 / Kiyoko Kanki
京都大学工学研究科 建築学専攻 教授
デザインレクチャー 2022 Season Ⅱ
第3回 まちづくり(matidukuri)
日程:
2023年 1月 13日(金)
時間:
15:00 講義(前半75分)
16:15 休憩
16:30 講義(後半75分)
17:45 終了
※変更する場合がございます。
会場:
オンライン(Zoom)での開催
・Zoomを利用して行います。受講予定の環境でZoomが使用可能なことをご確認の上、お申し込み下さい。
(Zoomの接続テストサイト:https://zoom.us/test
)
・お申込みされた方に、開催日までに接続URLをご案内いたします。
※当初、現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の状況等を鑑み、オンラインのみの開催とさせて頂きます。
対象:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム会員、非会員・一般
定員:
90名程度
参加費:
S・A・E会員・特別会員 無料
B会員 1,000円
非会員・一般 5,000円
申込:下記URLよりお申込みください。(事前申し込み要)
https://dl2022-s2-3on.peatix.com
申込受付期間:
2023年 1月6日(金)17:00 まで
・当日の参加方法などは、コンソーシアム事務局からメールでご案内します。
万一、開催前日になってもメールがお手元に届かない場合は、事務局までご連絡ください。
・講義の振替はございません。予めご了承ください。
・お申し込み後のキャンセルはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルされる場合は、申込受付期間内に事務局までメールにてご連絡ください。それ以降の参加費のご返金については、対応致しかねます。
・キャンセルに伴う不利益(返金手数料の発生等)については、主催者側では責任を負いかねます。
主催:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム
後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム
問合せ先:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム事務局
公益財団法人京都高度技術研究所 内 担当:野木・十河
tel: 075-323-7073
mail:
info_at_designinnovation.jp(注:_at_を@に変更してください)
◎セミナーの様子は写真・動画撮影を行い、京都大学デザインイノベーションコンソーシアムおよび京都大学デザインスクールの広報物やウェブ等に掲載させていただくことがありますのでご了承ください。問題がある場合は、恐れ入りますが事務局までご連絡ください。
デザインレクチャー 2022 Season Ⅱ
第1回 心を探る研究のデザイン 2022年11月9日(水)
第2回 人工物のデザイン 2022年12月5日(月)
第3回 まちづくり(matidukuri) 2023年1月13日(金)