Design Seminars

Design Lecture 2022 Season Ⅰ

デザインレクチャー 2022 Season I
【第3回】不便の効用に着目するシステムデザイン

2022.9.16(金)

終了しました

Design Lecture 2022 Season Ⅰ

【第3回】不便の効用に着目するシステムデザイン


「不便がもたらす効用に着目するモノゴトの設計」

デザイン対象が人間機械系(モノ)や施策(コト)などの本質的に人を含む系(システム)である場合、安易に人からシステムへの働きかけを「不便であるから」と排除する方向に進むことはできない。それどころか、不便ゆえの効用を不便益と呼び、不便を積極的にデザインに取り込む方向性がある。不便益は、京都大学サマーデザインスクールにおいて毎年継続して実施されるテーマでもあり、京都大学デザイン学リーディング大学院の演習においても毎年実施されたテーマの一つでもある。レクチャーでは、前半に不便益デザインの事例をインプットし、後半には演習形式でのアイディエーションを実施する。


参考図書:
不便益という発想(インプレス,2017)
不便益のススメ(岩波ジュニア新書,2019)

参考ウェブサイト:
不便益システム研究所

川上 浩司川上 浩司 / Hiroshi Kawakami

京都先端科学大学 工学部 教授


1987年京都大学工学部卒業、1989年同大学院工学研究科修士課程修了。 同年岡山大学工学部助手、 1998年京都大学情報学研究科助教授、2014年同大学デザイン学ユニット(後に情報学研究科)特定教授。 博士(工学)。 著書に『不便から生まれるデザイン』(2011)『不便益という発想』(2017) 『不便益』(2017)『不便益のススメ』(2019)など。計測自動制御学会(1991、2003、2013)ヒューマンインタフェース学会(2010、2018)自動車技術会(2014)で論文賞受賞。


開催要項


デザインレクチャー 2022 SeasonⅠ
第3回 不便の効用に着目するシステムデザイン


日程:
2022年9月16日(金)

時間:
15:00  講義(前半75分)
16:15  休憩
16:30  講義(後半75分)
17:45  終了
※変更する場合がございます。

会場:
京都リサーチパーク 1号館4階 B会議室
https://www.krp.co.jp/access/

対象:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム会員、非会員・一般

定員:
20名程度
(満席になり次第、申込受付を終了いたします。)

参加費:
S・A・E会員・特別会員 無料
B会員          1,000円
非会員・一般       5,000円

申込:下記URLよりお申込みください。(事前申し込み要)
https://dl2022-s1-3.peatix.com

申込受付期間:
2022年 9月9日(金)17:00まで

・新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催方法の変更等を行う場合がございます。
・講義の振替はございません。予めご了承ください。
・お申し込み後のキャンセルはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルされる場合は、申込受付期間内に事務局までメールにてご連絡ください。それ以降の参加費のご返金については、対応致しかねます。
・キャンセルに伴う不利益(返金手数料の発生等)については、主催者側では責任を負いかねます。

主催:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム

後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム

問合せ先:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム事務局
公益財団法人京都高度技術研究所 内 担当:十河・野木
tel: 075-323-7073
mail: info_at_designinnovation.jp(注:_at_を@に変更してください)


◎セミナーの様子は写真・動画撮影を行い、京都大学デザインイノベーションコンソーシアムおよび京都大学デザインスクールの広報物やウェブ等に掲載させていただくことがありますのでご了承ください。問題がある場合は、恐れ入りますが事務局までご連絡ください。





デザインレクチャー 2022 SeasonⅠ

第1回 情報のデザイン                  2022年6月24日(金)
第2回 デザインの新展開 ― 歴史をつくるイノベーション  2022年7月15日(金)
第3回 不便の効用に着目するシステムデザイン       2022年9月16日(金)


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