2023/12/04

「大規模言語モデルがもたらすAIの進化と社会的インパクト」
~ChatGPT登場の舞台裏とその将来像に迫る~

「政策デザインシリーズ vol.7」 2024年 1月25日(木)

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「大規模言語モデルがもたらすAIの進化と社会的インパクト」
~ChatGPT登場の舞台裏とその将来像に迫る~

【 講師 】
 黒橋 禎夫 氏 
国立情報学研究所(NII)所長/京都大学 特定教授

OpenAIが開発したChatGPTや画像生成AIなど、AIの進化は社会に大きなインパクトを与えています。これらの進化のベースにあるのは、自然言語処理の分野で使用される機械学習モデルの一種である「大規模言語モデル」が実現されたことにあります。今回は、自然言語処理の第一人者で国立情報学研究所(NII)の黒橋所長をお迎えし、ChatGPTの全容や技術的背景、更にはそれらがもたらす懸念や将来展望についても語って頂きます。ご講演内容を基盤として、これからのAIの可能性、AIと人間の共生など、幅広い(技術的、社会的)視点で、様々な分野、立場の方々と自由に意見交換頂ける場になれば、幸いです。皆様のご参加お待ちしております。

【講演概要】
大規模言語モデル(LLM)に基づくチャットボット,ChatGPTの「賢さ」が世間を騒がせています。これは、自然言語処理(Natural Language Processing、NLP)の分野で使用される機械学習モデルの一種ですが、近年、深層学習の進展と計算資源の向上により、特にトランスフォーマー(Transformer)と呼ばれるアーキテクチャが注目され、大規模言語モデルの実現に至りました。

この講演では、自然言語処理の研究者の立場から、ChatGPTなどがいかにして生み出されたかという技術的背景を説明したうえで、LLMに関する懸念事項やLLM-jp(大規模言語モデルの日本語版)の活用、またLLMの将来展望などについての思いを述べてみたいと思います。
本講演をもとに、様々な観点から議論させていただければ幸いです。


日 時:2024年 1月25日(木)17時00分(18時半頃から懇話会を予定)
場 所:リアル/京都リサーチパーク 1号館 2階 サイエンスセンタークラブ
     ・講演会終了後、現地会場にて懇話会を開催
    オンライン/(Zoom使用予定)
     ・オンラインでのお申込みをされた方には、開催2日前までに接続URLをご案内いたします。
     ・受講予定の環境でZoomが使用可能なことをご確認の上、お申し込み下さい。
     (Zoomの接続テストサイト:https://zoom.us/test
<お願い>
本フォーラム全体としての一体感醸成のため、カメラを「オン」状態にして参加いただければ幸いです。

対 象:京都大学教職員・学生、京都大学デザインイノベーションコンソーシアム会員、一部招待者
定 員:40名程度
参加費:無料
申込締切:2024年 1月18日(木) 1月22日(月)※申込締切を延長しました      
お申込み:参加には事前登録が前提となります。下記よりお申込みください。
     ★ご好評につき、申込受付は終了いたしました。
     ・お申込み後、キャンセルをされる場合は、開催日前日までに事務局までメールにてご連絡ください。

主  催:京都大学デザイン学大学院連携プログラム
     京都大学デザインイノベーションコンソーシアム

問合せ先:京都大学デザインイノベーションコンソーシアム 事務局
     公益財団法人京都高度技術研究所 内 担当:野木
     mail: info_at_designinnovation.jp (注:_at_を@に変更してください) 電話:075-323-7073

◆◇◆チラシのダウンロードはこちらから◆◇◆

◎フォーラムの様子は写真・動画撮影を行い、京都大学デザインイノベーションコンソーシアムおよび京都大学デザインスクールの広報物やウェブ等に掲載させていただくことがありますのでご了承ください。問題がある場合は、恐れ入りますが事務局までご連絡ください。


講演者ご紹介:黒橋 禎夫(くろはし さだお) 氏PDS7_kurohashi.jpg
国立情報学研究所(NII) 所長/京都大学 特定教授

プロフィール:
【略歴】
・1998年 京都大学大学院 講師
・2001年 東京大学大学院 助教授
・2006年 京都大学大学院 教授
・2023年 国立情報学研究所 所長/京都大学 特定教授

【専門分野】
自然言語処理、知識情報処理

【業績等】
・言語処理学会10周年記念論文賞、同20周年記念論文賞、文部科学大臣表彰科学技術賞等を受賞。
・2023年5月~ LLM勉強会(https://llm-jp.nii.ac.jp/)を主宰し、産学官の700名以上の研究者
 によるLLM(大規模言語モデル)の研究開発を推進。


政策デザインシリーズについて

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1990年代から、日本において本格的な産学連携施策が実施されてきました。その間、国立大学法人の設立、知財の管理体制、兼業に関わる制度設計等、日本の制度改革は格段に進んできました。しかしながら、いまだ日本が目指すべきモデルが組成されるに至っていません。京都大学デザインイノベーションコンソーシアムでは、日本の新たな産学連携モデルとして、デザインスクールと産業界をつなぐ中間組織体を志向しています。日本の大学風土、企業文化、また個人の価値観により醸成された産学連携のあり方をどのようにデザインできるか、試行的に実践しながら理論化、論文化を目指したいと思っています。また日本では、多くの政策が実施されてきましたが、それらの政策の評価指標が明確に確立していないという課題も抱えています。京都大学デザインイノベーションコンソーシアムから、様々な政策提言(政策デザイン)が発信されるような活動が興ることを期待しています。


◆木村 千恵子 / Chieko Kimurapeople_kimura.png
大阪市立大学大学院博士課程修了、博士(創造都市)。京都大学デザイン学リーディング大学院特命教授。京都大学デザインイノベーションコンソーシアム幹事。