Design Lecture 2019 Season Ⅱ

デザインレクチャー 2019 Season Ⅱ
【第2回】デザインの方向性

2019.11.20(水)

終了しました

Design Lecture 2019 Season Ⅱ

【第2回】デザインの方向性


「不便がもたらす効用に着目するモノゴトの設計」

デザイン対象が人間機械系(モノ)や施策(コト)などの本質的に人を含む系(システム)である場合、安易に人からシステムへの働きかけを「不便であるから」と排除する方向に進むことはできない。それどころか、不便ゆえの効用を不便益と呼び、不便を積極的にデザインに取り込む方向性がある。不便益は、京都大学サマーデザインスクールにおいて毎年継続して実施されるテーマでもあり、京都大学デザイン学リーディング大学院の演習においても毎年実施されたテーマの一つでもある。レクチャーでは、前半に不便益デザインの事例をインプットし、後半には演習形式でのアイディエーションを実施する。

参考:不便益という発想(インプレス,2017)、 http://fuben-eki.jp

川上 浩司川上 浩司 / Hiroshi Kawakami

京都大学大学院情報学研究科 特定教授


1987年京都大学工学部卒業、1989年同大学院工学研究科修士課程修了。同年岡山大学工学部助手、 1998年京都大学情報学研究科助教授、2014年同大学デザイン学ユニット(後に情報学研究科)特定教授。 博士(工学)。著書に『不便から生まれるデザイン』(2011)『不便益という発想』(2017)『不便益』(2017)『不便益のススメ』(2019)など。計測自動制御学会(1991、2003、2013)ヒューマンインタフェース学会(2010、2018)自動車技術会(2014)で論文賞受賞。


開催要項


デザインレクチャー 2019 Season Ⅱ
第2回 デザインの方向性


日程:
2019年11月20日(水)

時間:
15:00  講義(前半75分)
16:15  休憩
16:30  講義(後半75分)
17:45  終了
※変更する場合がございます。

会場:
公益財団法人京都高度技術研究所 2階研修室
京都市下京区中堂寺南町134
https://www.astem.or.jp/about/access/

対象:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム会員、非会員

定員:
40名程度

参加費:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム会員 無料
非会員 5,000円/1回分
※当日、受付にてお支払ください

申込〆切:
2019年11月13日(水) ※申込〆切を延長しました
2019年11月18日(月)

・講義の振替はございません。予めご了承ください。
・お申し込み後のキャンセルはご遠慮願います。止むを得ず、ご欠席される場合は、事務局までご連絡ください。

主催:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム

後援:
京都大学デザイン学大学院連携プログラム

問合せ先:
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム事務局
公益財団法人京都高度技術研究所 プロジェクト推進部内 担当:澤本
tel: 075-323-7073
mail: info_at_designinnovation.jp(注:_at_を@に変更してください)


チラシのダウンロードは こちらから


◎セミナーの様子は写真・動画撮影を行い、京都大学デザインイノベーションコンソーシアムおよび京都大学デザインスクールの広報物やウェブ等に掲載させていただくことがありますのでご了承ください。問題がある場合は、恐れ入りますが事務局までご連絡ください。






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