2018/04/05

「 100年企業、変革への挑戦」 ~「モノ」から「コト」へ 「コト」から「ユメ」へ ~

「ビジネスデザインシリーズ vol.15」2018年6月4日(月)17:30~

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「 100年企業、変革への挑戦」
~「モノ」から「コト」へ 「コト」から「ユメ」へ ~

講師:西島 剛志 氏 (横河電機株式会社 代表取締役社長)

今回は、コンシューマ向けのプロダクツビジネス(B to C)でなく、センシング/計測/制御分野の先進テクノロジーを駆使し、多くのデータを分析・活用しながら、様々な業種の工場管理/運営やソリューション提供を行うことを主たるビジネス(B to B)として、成功裏に展開されております横河電機(株)様にご登壇頂きます。
創業100年を超え、更に顧客の夢を叶えるサービス事業にチャレンジされる該社の理念や将来展望、戦略、事業、人材などの視点から、トップの生の声を直接届けて頂きます。


【講演概要】
AI/IOT/Big Dataなどのデジタルテクノロジーは凄まじいスピードで日々進化し続けており、産業構造とビジネスのあり方を根本的に変えるほどの影響力を持っている。我々は、この破壊的な技術革新の波に飲み込まれてしまうのではなく、これを活用して自らの手でイノベーションを起こさなければならない。
当社は、1915年の創業以来、社会や経済が変化する中で自らを変革し続け、計測から制御、情報へと領域を拡げながら時代に必要な技術を届けることで産業の発展に貢献してきた。そして今、パラダイムシフトとも言える大変革期の真っただ中で、従来からの計測・制御機器の製造・販売というモノづくり志向から、お客様のビジネス課題の解決を通じてお客様の夢を叶えるサービス事業への変革に挑んでいる。
今回の講演では、歴史を重ねた企業だからこそ直面する変革の困難さや苦労話も交えながら、現在進行中の手探りの取り組みの一端を紹介し、VUCA(*)と言われる近未来ですら予測不可能な世界で、我々企業がいかに勝ち残りへの道を探るべきかを、皆様と一緒に考えてみたい。

(*)VUCA(ブーカ):
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉。現代の企業や個人がおかれた環境を表現するキーワードとして使われている。


日時:2018年6月4日(月) 開始時間:17時30分(19時頃から懇話会・有料)
場所:京都大学デザインイノベーション拠点(KRP9号館506)
対象:京都大学教員・学生、デザインイノベーションコンソーシアム会員、一部招待者
定員:40名程度
参加費:無料(懇話会1,000円)
申込締切り:2018年5月28日(月) 満席のため、募集を締め切りました
申込み: ★ご好評につき、満席となりましたので、申込受付は終了いたしました。
主催:京都大学デザイン学大学院連携プログラム / デザインイノベーションコンソーシアム
問合せ先:デザインイノベーションコンソーシアム 事務局
京都リサーチパーク株式会社 松浦
mail: info_at_designinnovation.jp (注:_at_を@に変更してください) 電話:075-315-8522

チラシのダウンロードはこちらから

◎フォーラムの様子は写真・動画撮影を行い、デザインイノベーションコンソーシアムおよび京都大学デザインスクールの広報物やウェブ等に掲載させていただくことがありますのでご了承ください。問題がある場合は、恐れ入りますが事務局までご連絡ください。


講演者ご紹介:
西島 剛志(にしじま たかし)  横河電機株式会社 代表取締役社長nishijima.png

プロフィール:
1981年04月 (株)北辰電機製作所(現 横河電機(株))入社
1986年10月 横河電機(株)に社名変更
2001年04月 プロダクト事業部フィールド技術2部長
2005年04月 IA事業部プロダクト事業センターフィールド機器PMK部長
2008年10月 執行役員IA事業部プロダクト事業センター長
2009年04月 IA事業部フィールド機器事業センター長
2010年04月 横河メータ&インスツルメンツ株式会社 社長
2011年06月 取締役 兼 横河メータ&インスツルメンツ(株) 社長
2012年04月 取締役常務執行役員IAプラットフォーム事業本部長
2013年04月 代表取締役社長 就任
       現在に至る    


ビジネスデザインシリーズについて

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日本経済を支え、世界をもリードしてきた電子産業の凋落傾向は否定できず、これに代替する新産業の興隆、これの萌芽となるベンチャー企業の勃興も期待値からは、遠い状況にあります。このため、日本は経済・産業の視点からも大きな転換を余儀なくされ、まさに、産業・ビジネスをグローバルに設計(デザイン)し直す時を迎えています。

元シャープ常務・京都大学デザイン学ユニット特任教授の貫井孝氏プロデュースの本シリーズでは、産業界の一線で活動している、または実績のある企業人を招き、ビジネス現場の実態、抱えているビジネス課題、その突破口、戦略、そのための人材論などアクチュアルな講演をいただきます。これをもとに、産・官・学の参加者が、質疑、試論を交わし、ビジネス価値、ビジネスモデルを創造する思考起点となることを期待しています。

国の経済活動の中枢を担う「産業・企業・グローバルビジネス」という切り口から、様々な分野・バリューチェーンにおける解決課題の認識と方向性、それを可能とするイノベ―ティブな人材要件などを語り合い、それぞれの立場の人々のモチベーションを高めるとともに、「これから」のビジネスイノベーションに繋がる一歩とすることを目指します。


◆貫井 孝 / Takashi Nukii 

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京都大学工学部卒業。シャープ(株)中央研究所を皮切りに、同社電化システム事業副本部長、生産技術開発推進本部長、取締役IC事業本部長等を歴任。平成22年より同社常務執行役員生産技術統轄。同社顧問を経て、平成25年12月より京都大学デザイン学ユニット特任教授。