Event

2017/11/14

Professional Design Camp 004「ロボット共生社会を予想する」

2018年1月23日(火)~25日(木)


Professional Design Camp 004


プロフェッショナルデザインキャンプは、様々な業種の企業から集う参加者でチームを組み、

3日間のデザインワークで新たな価値を生み出し、そのプロセスを学ぶ場です。


京大デザインスクール式デザイン思考の実践

~「ロボット共生社会を予想する」をテーマとして~


テーマの概要


京都大学デザインスクールとコラボするデザインイノベーションコンソーシアムが立ち上がって5年目に入ろうとしています。この間に培われた京大デザインスクール式のデザイン思考を、今回のデザインキャンプでは価値創造プロセスとして実践します。

京大デザインスクールの強みは、多様な専門領域の教授陣が参画していて、それぞれの分野の知見が持ち寄れることです。今回のキャンプでは、教育心理と機械工学という全く異なる視点から、共通のテーマに対する知見を持ち寄ります。

デザインイノベーションコンソーシアムの強みは、メンバが属する業界は多様なのに、共通の問題に協働してアプローチするメソッドを持つことです。そのメソッドの一つが、今回のキャンプで実施する価値創造プロセスです。

デザインワークのテーマとして、「ロボット共生社会を予想する」を設定しました。テーマについての知見を深めながら、業界を超えた知見を交換しあうメソッドを実践します。




講師


kusumi.jpg「人-ロボット協働場面の評価について、心理学の視点から」

楠見 孝/Takashi Kusumi  
京都大学教育学研究科 教育認知心理学講座 教授

学習院大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(心理学)。学習院大学助手、筑波大学講師、東京工業大学助教授などを経て、1999年京都大学大学院教育学研究科助教授、2008年より同教授。この間、1997-1998年米国カリフォルニア大学サンタクルーズ校・ロサンゼルス校客員研究員。専門は、認知心理学、認知科学、とくに、熟達化、暗黙知、意思決定、比喩理解などに関する研究。主な編著書に、『実践知:エキスパートの知性』有斐閣、『ワードマップ 批判的思考:21世紀を生きぬくリテラシーの基盤』新曜社ほか。





sawaragi.png「人とロボットのインタラクションについて、工学の視点から」

椹木 哲夫/Tetsuo Sawaragi    
京都大学工学研究科 機械理工学専攻 教授

京都大学大学院工学研究科博士後期課程指導認定退学、京都大学工学博士。京都大学工学部助手、助教授、工学研究科准教授を経て、2002年工学研究科精密工学専攻教授、2005年改組により同研究科機械理工学専攻教授、現在に至る。この間、1991-1992年米国スタンフォード大学客員研究員。専門はシステム工学、人間機械系、知識情報処理。ヒューマンインタフェース学会、システム制御情報学会の会長等を歴任。主な編著書に、『知識システム工学』コロナ社、『スキルと組織』国際高等研究所、ほか。






想定する参加者


一定の業務経験を有する若手(入社5~15年)以上の方で、以下の何れかに該当する方

・イノベーションに意欲がある

・異業種とのコラボレーションに関心がある



カリキュラム


PDC004.png※内容は状況により変更する場合がございますのでご了承ください。


<主な流れとキーワード>

1)オリエンテーションとコミュニティビルディング

2)京都大学の叡智に触れる

3)時代の文脈と未来の潮流を探求する

4)未来の解像度を上げる

5)次代のコンセプトを出現させる

<参加のメリット>

・京大デザインスクール式のデザイン思考の体験

・異業種とのコラボレーション力の獲得と人的ネットワーク構築

・デザイン手法の習得

・ロボット共生社会に関する知見獲得




開催要項


プロフェッショナル・デザインキャンプ 004

京大デザインスクール式デザイン思考の実践
「ロボット共生社会を予想する 」


日 程: 2018年1月23日(火)~25日(木)
会 場: 京都リサーチパーク 京都市下京区中堂寺南町134
http://www.krp.co.jp/access/

定 員: 30名程度
参加費: 正会員A 95,000円(税込)
    正会員B 135,000円(税込)
    非会員・一般 180,000円(税込)
    ※宿泊費は含まれません。

申 込:https://pro.form-mailer.jp/fm/admin/do/FieldManage/field/132400
申込〆切:2017年12月22日(金)
主 催: デザインイノベーションコンソーシアム
後 援:京都大学デザイン学大学院連携プログラム
パンフレット:京大デザインスクール式デザイン思考の実践「ロボット共生社会を予想する 」パンフレット

問合せ:デザインイノベーションコンソーシアム事務局
京都リサーチパーク株式会社 担当:山口、柳本
tel: 075-315-8522 
mail: info_at_designinnovation.jp (注:_at_を@に変更してください)



参加に関するご留意事項 お申し込みの前にご確認ください。

• プロフェッショナル・デザインキャンプ(以下「キャンプ」という。)で生じたアイデアについては、共創の場としての性格上、既に産業財産権が出願されているものを除き、公知のものとし、その活用は自由とします。キャンプで新規に生じた著作権については、著作者に帰属しますが、デザインイノベーションコンソーシアム(以下「コンソーシアム」という。)が作成する資料への使用並びに参加者及び参加者所属組織への再使用を許諾するものとします。
• キャンプ実施のために必要となる既存の知財・研究成果・データは、参加者に予めその帰属を明示するものとします。ただし、当該知財・研究成果・データに関するNDA を参加者に求めることはしないものとします。
• キャンプの結果は、主催・後援団体の発表会・Web・ニューズレター・各種展示を通じて公開します。
• キャンプには、3日間通してのご参加をお願いいたします。
• キャンプの様子は、写真・ビデオ撮影を行わせていただきます。また、撮影した写真・動画は、コンソーシアム及び京都大学デザインスクールの広報手段、講演資料、マスメディア提供資料、書籍などに用いる場合があります。個人が特定されないよう加工することをご希望の方は、キャンプ期間中に実行委員会に連絡をお願い致します。各グループの成果の概要は、Webやパンフレット等の各種広報物にて公開させていただきます。





プログラム企画


川上 浩司   京都大学デザイン学ユニット 特定教授
京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了、岡山大学自然科学研究科助手、京都大学情報学研究科 准教授などを経て現職。博士(工学)。デザインイノベーションコンソーシアム財務担当理事。


嘉村 賢州   NPO法人 場とつながりラボhome's vi 代表理事
京都大学農学部卒。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。紛争解決、教育、イノベーションなど様々な分野のファシリテーション手法を研究・開発し実践している。コクリ!プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)





過去に実施されたプログラム


Professional Design Camp 001 「2025年 徒歩5分圏の空間の暮らし方を考える
開催日:2014年11月18日〜20日
こちらからレポートをご覧いただけます。

Professional Design Camp 002 「作る人のHappy,食べる人のHappy〜農と食の未来〜
開催日:2016年1月22日〜24日
こちらからレポートをご覧いただけます。

Professional Design Camp 003 「都市とAI~ビジネスイノベーションで圧倒的にレジリエントな都市を実現する~
開催日:2017年3月13日〜15日