Design Innovation Consortium

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Design Seminars デザインセミナー

フェロー


株式会社東芝

星野 泰漢

デザインセンター
デザイン第一部コミュニティ担当

Profile

京都大学工学部物理工学科(2010年卒業)にて「事例からのデザイン原理と感性評価の関係抽出による設計支援」東京大学工学系研究科機械工学専攻(2012年修了)にて修士論文:「語句アプローチによるデザインの発想支援に関する研究」、2012年より㈱東芝デザインセンターにて、社会インフラに関わる製品、コンセプト、コミュニケーションデザインに従事。 大学院時に東京大学デザインサークルIDUT(50人規模)の立ち上げと運営に関わり、2011年にICFF(International Contemporary Furniture Fair, NY)出展、2014年には第17回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(共同制作)等。

Message

新しいアイデア、それを実現する技術的イノベーション、美しいもの、価値提供のための戦略、そしてそれらを生み出すためのプロセス。これら全てに興味があります。大学・大学院では機械工学を専門としつつ、デザイナーのための発想支援に関する研究を行っていました。現在、㈱東芝でデザイナーとして製品やコンセプト、コミュニケーションなど様々な分野のデザインに取り組んでいます。京都大学の膨大な知に触れ自分自身刺激を受けつつ、企業との多角的な連携により社会を変えるようなビジネスの芽を生み出したいと思っています。工学とデザインを中心として様々な領域を跨いできた経験から、種々の理論や知見を理解し、そこから新しい切り口を見つけることができればと思っています。何より従来のデザインの枠にとらわれない、挑戦的なことに取り組みたいと思っています。微力ながら京大デザイン学の発展に寄与できればと思います。宜しくお願い致します。

京都リサーチパーク株式会社

木村 千恵子

産学公連携部長

Profile

都市型研究開発拠点である京都リサーチパーク株式会社において、産学官連携の業務を担当し、大学、外部機関と強固な連携をはかりながら、幅広い分野で新産業創出の土壌作りを目指したプラットフォーム活動や大学のナレッジを活用したベンチャー創出の活動を展開。また、米国、ドイツの産学官連携モデルの研究を行い、博士号を取得。政府機関においては、地域クラスター政策など産学官連携の政策やプロジェクトの審査にかかわる委員および公的研究機関の評価委員等に就任。文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、中小企業政策審議会臨時委員。大阪市立大学大学院 創造都市研究科 博士(創造都市)。

Message

1990年代から、日本において本格的な産学連携施策が実施されてきました。その間、国立大学法人の設立、知財の管理体制、兼業に関わる制度設計等、日本の制度改革は格段に進んできました。しかしながら、いまだ日本が目指すべきモデルが組成されるに至っていません。デザインイノベーションコンソーシアムでは、日本の新たな産学連携モデルとして、デザインスクールと産業界をつなぐ中間組織体を志向しています。日本の大学風土、企業文化、また個人の価値観により醸成された産学連携のあり方をどのようにデザインできるか、試行的に実践しながら理論化、論文化を目指したいと思っています。また日本では、多くの政策が実施されてきましたが、それらの政策の評価指標が明確に確立していないという課題も抱えています。デザインイノベーションコンソーシアムから、様々な政策提言(政策デザイン)が発信されるような活動が興ることを期待しています。

株式会社竹中工務店

畑中 哲夫

大阪本店設計部
情報・事務部長

Profile

建築設計者として実務に約20年携わった後、現在は、ICTを用いた建築設計業務の改革の試行および推進にかかわっています。建築プロジェクトでは、土地所有者、建物発注者、施設運営者、利用者、地域住民、行政、施工者など多くの人が関わります。用途、規模、スケジュール、コスト、法規制などの与条件を引き出して客観化し、それらの「想い」を建築デザインとして構築することで「かたち」として実現させるのが建築設計者の役割です。手掛けた建築プロジェクトは、タワーマンションをはじめとする集合住宅、駅前市街地再開発事業、研修•宿泊所、テーマパーク、海外でのコンストラクションマネージメントなどです。

Message

まちや建築のあり方が多様化する中で、人々が安全安心で豊かに暮らせるまちづくり、建築づくりをしていくために、求められる機能は高度化、複雑化しています。
環境への配慮はもちろん、健康で快適な空間づくり、幸せや歓び、育みといった「人への優しさ」という視点も重要になってきています。私は建築設計と建築情報の業務経験を多く持つ実務者です。私の専門性を皆さんに提供することが出来ます。それをベースに異なる分野に学ぶ学生、専門家との協働により、多方面からまちや建築が求める新たな価値や魅力を創出するデザイン方法論の構築と実践を目指して行きたいと考えています。建築、情報、経営、心理、教育、芸術など多岐に渡る専門性を持った人材と共に学び、考え、デザイン出来ることを非常に楽しみにしています。

日本電信電話株式会社

大野 健彦

サービスエボリューション研究所
主幹研究員

Profile

1994年東京工業大学理工学研究科情報科学専攻修士課程修了。同年、日本電信電話株式会社入社。以来、認知科学、ヒューマンコンピュータインタラクション、サービスデザイン等の研究分野、特に人における熟達化の解明、視線測定技術、視線インタフェース、遠隔コミュニケーション、ユーザビリティ、ユーザエクスペリエンス、デザイン思考などの研究に従事。近年はフィールド調査、インタビュー等の質的調査に基づくユーザの理解と、そこから革新的なサービスを導出するための手法に関する研究を進めるともに、NTTグループの様々な部署と連携して、お客様が思わず使いたくなるようなサービスの創造および改良に取り組む。現在、NTTサイバーソリューション研究所主幹研究員。ACM、情報処理学会、電子情報通信学会各会員。

Message

私はこれまで、サマーデザインスクール2012および2013で,テーマを提供させていただきました。そこでは多様な人とコラボレーションを行うことで、これまでに気づかなかった新しい視点を得たり、斬新なアイデアが生まれてくることを実感しています。デザインイノベーションコンソーシアムは、大学、企業などのオープンなイノベーションの場として、これまで以上に多様な人々とコラボレーションできると期待しています。また、そのためにお手伝いさせていただく所存です。多様な人材が有機的かつダイナミックにコラボレーションを行い、そこから斬新なアイデアが生まれ、さらにそれを実行に移していく、そのようなことがこのコンソーシアムで実現できたら良いなと楽しみにしています。また、近年流行のデザイン手法は、その多くが欧米からの輸入です。ところが、国によってカルチャーや価値観は大きく異なることから、単に輸入すればうまくいく、というものでもありません(ということを私は北欧の研究者から言われました)。単に手法を翻訳するのではなく、日本ならではのデザインやイノベーションの方向性はどのようなものかという点についても、ぜひ皆さんと模索していきましょう。

大阪ガス株式会社

松本 毅

技術戦略部
オープン・イノベーション室長

Profile

凍結粉砕機の開発、受託粉砕ビジネス立ち上げ。薄膜型ガスセンサーの研究開発リーダー。基盤研究所 研究企画リーダー。研究所設立・運営企画に従事。技術部門東京駐在として、技術開発国家プロジェクトを担当。燃料電池プロジェクト、水素エネルギー製造・貯蔵プロジェクト等の立ち上げに従事。技術企画室 課長。全社技術戦略の企画立案。グローバル技術アライアンス戦略を推進。人事部で日本発「MOT(技術経営)スクール」を設立して教育事業を立ち上げた。(株)アイさぽーと取締役MOT事業本部長。平成20年4月大阪ガス株式会社 技術戦略部 オープン・イノベーション担当部長。平成22年より現職。先駆的な取組による「オープン・イノベーション」の推進。大阪大学大学院招聘教授、大阪工業大学工学部客員教授を兼任

Message

世界が注目する、世界に類を見ない、グローバルビジネス創発のためのフルライン・イノベーション・プログラムを持つ「グローバルオープン・イノベーション・プラットフォームの構築」グローバルビジネスの創出と発信の拠点を目指す「イノベーション拠点」に期待される機能―それは世界に通用する「イノベーション・プラットフォーム」と考えられる。グローバルビジネスのスタートアップを目指すすべての人が注目し、そこにアクセスすれば必要な技術やパートナーを発見し、事業化までの様々な支援が受けられる、世界に類を見ない、フルラインのイノベーション拠点の構築を目指す。
追求するのは、市場に劇的な変化を起こすラディカル・イノベーション拠点でグローバルビジネスを目指す者すべてがアクセスするプラットフォームを構築するには、二つのポイントがある。それは、オープン・イノベーションを核としたフルラインのイノベーション・プログラムと、スーパープロデューサーを中心としたドリームチームによるグローバル・ネットワークを構築。


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